腐りに強いデッキ

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腐りに強いデッキをつくるコツ


今日はアトリエ・山林舎が
ウッドデッキ工事で大事にしている施工方法をご紹介します。

下の写真のデッキ、
左右の床板を見てみると右の板だけ水が溜まっています。

腐りに強いウッドデッキ

右のような状態で雨が溜まった状態が続くと
耐久性が悪くなるのは誰が考えてもわかりますね。

では何故、右の板は水が溜まり、左の板は溜まっていないのでしょうか?
簡単なことなので、みなさん(特に自分で施工する方)覚えておいてください。

アトリエ・山林舎では可能な限り
右側の板のような状況にはなりにくいように施工しています。


木には表と裏があり、それぞれ、木表(きおもて)と木裏(きうら)と呼びます。


この木表を上にして
床板を張ると水が溜まるようなデッキになってしまいます。

しかし、日本の大工さんは黙っていると、
上の写真の右の床板のような感じで木表を上にして床板を張ってしまいます。
これは日本では木表というくらいですから、見える側に木表をもってくるのが
日本の大工さんの間ではあたり前なので仕方ありません。
(wikipediaでも木表が見えるように張るのがあたり前のように記述されてますね)

が、しかし!
雨に濡れる場所で水平に板を張る場合は、
出来るだけ(よほど木裏が汚れていたりダメージが無い限り)木裏を上にして施工することをお薦めします。又、水が溜まりにくいだけではなく、木材というのは心材(木裏側)の方が腐りにくい性質を持っています。


そうすれば 水はけが良く、且つ耐久性も良いデッキが出来上がります。