今日は倉庫でシダーシェイクをつくっていました。
シダーシェイクというのは、
ウェスタンレッドシダーを手割して板材にしたものをそう呼びます。
主には屋根材として使われます。(たまに壁にも使用されています)
木の屋根材というのはとても風合いが良くて素敵です。
特にこのシェイクは手割りしてますので、板の形が微妙にバラバラなので、
葺き上がりがガタガタなのが、ものすごく良い感じに仕上がります。
良いのはデザインだけではなく、
通常のカラーベストや鋼板屋根等とくらべると遮熱効果等が高かったりもします。
また、レッドシダーは比重の軽い木の中ではダントツに腐りにも強いので、屋根材としてはかなり良い物でございます。
日本で使用する場合、メンテナンスに手間がかかる可能性もありますが、
これからの時代に合っている屋根材なんじゃないかな?と個人的には思っています。
そんなことで、これを夢見る方はとても多いですが、
残念ながら実際に依頼されることは殆どありません。
法的な制限、ご近所との概観バランス、そして予算的な問題など・・・
実物を見た事が無い。というのも、決定しにくい理由のひとつでもあると思います。
ということで、アトリエ・山林舎の倉庫で使う
ごみステーションの屋根にこれから施工することにいたしました。
モデルハウス、いや・・モデル屋根をつくってみます。
普通はシダーシェイクは商品として売っているのですが、
今回は、現場の切れ端をストックしていた物から作り出しています。
このシェイクをつくる作業・・・かなり楽しいです。
興味のある方、倉庫に来ていただければ、体験していただけますよ。
完成したら、またブログにアップしたいと思います。