週末を利用して淡路島に住む友人宅へ行ってきました。
このご夫婦、少し前までカナダのオンタリオに十数年住んでいたのですが、
2年ほど前から日本に帰り、自然な農法を研究しながら淡路島で暮らされています。
田を見せてもらいました。
手前のが友人の田んぼですが、苗は手植えだそうです。
手植えをするには意味があるそうでかなりの手間をかけておられます。
面積は結構ありますので大変そうですが、本人たちは手間をかけているとは思っていないようです。
この人はいつも電話でマニアックな話しをしてくれるのですが、
頑張って聞いても途中から何を言っているのかさっぱりわからなくなります。
農の話しもそうなのですが、今回は目で見て納得しました。
隣の他所の人の田んぼと違いが圧倒的なのでした。
右が友人の田、左は他所の田です。
水質があきらかに違います。
僕は釣りをするので、水の色はよく見るのですが、
左は釣れない色(生き物がいない)右は釣れる色(水が生きているザワザワしている)をしています。
実際に友人の田は生き物だらけで、虫好きにはたまらない状況で面白かったです。
カブトエビ、オタマジャクシ、がむし他がウジャウジャ。
左の田にはカエルしかいませんでした。また、変な藻みたいのがあり、
釣人の目線から見るとこの藻があるエリアには生き物がいないので魚がつれません。
感覚的に生き物が居づらい場所であるのはわかります。
滞在の間はここで大事に育てられた野菜たちをご馳走になりましたが、
やはり、自然に育てられた食べ物は良いと改めて感じさせてもらいました。
話し変わります。
この友人、僕のハンドクラフトログの先生なのです。
保管している木材(杉、桧、楠等)を有効に利用したい。
という話しを聞き、一緒に何か面白い企画が出来ないか話し合いをしてきました。
末口150mm~元口250mmくらいまでの材が揃っています。
小ぶりの材ですが、3mx3mくらいの小屋ならバランス良くつくれそうです。
幼稚園に寄付とか、山林舎の現場事務所とか、格安で販売とか・・
いろいろと案が出ています。興味がある方、声かけてください。
写真は松をアッズでハンドヒューイングしたものです。
アッズとは西洋のチョウナのことで、丸太を平面や曲面にに製材する刃物です。
昔は板材や角材をつくろうと思えば手道具でつくるしかありませんでした。
その方法で先生と一緒に松をハツリまくってきました。
今回の目的はこれです。こんな大きな材は普段ハツれませんから良い練習になります。
電気が止まっても平気でいれるように・・・
上のは薪ストーブの後ろにつくるマントルピースとして使います。
「自然に暮らす友人」への1件のフィードバック
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カブトガニ・・・
学研先生で育てていたのは
プランクトンみたいなやつだったので、ほんとにこんな大きくなるのでありますね。