ログハウスを建てる計画を進めたいんだけど・・
どのように進めたらいいの?
そんなご質問にお応えして
ご相談からログハウス完成までの流れをご紹介します
より詳しい流れは↓
まず始めにお問い合わせフォーム、またはメールや電話にてお問い合わせください。ここから始まります。
そしてあなたやご家族の理想であるログハウスのイメージをお聞かせください。具体的なイメージ等はなくても大丈夫です。私達の質問にお応えくださることで、ご希望等をまとめてイメージの具体化をすすめていきます。
具体的なお考えがある方は
簡単なスケッチや雑誌で気になったイメージをご用意していただいても結構です。
この時、的確にイメージが伝わるようにキーワード的な言葉を添えていただけると、より良いご提案をさせていただけると思います。
例えば、 『家でキャンプのような生活』 とか『大好きなアンティーク家具が似合う空間に』など。具体的なほどプランに反映しやすくなります。または『人が集まる家』『明るい気持ちになる家』など。
そして、寝室の数、こだわりたいキッチン、お風呂の大きさ、リビングの広さや使い方、雨が降っても使えるウッドデッキ等、思いつくことは全て私たちにお聞かせください。
きっと住まいづくりの計画を進める段階の中で一番楽しい時期だと思います。いろいろ想像してみてください。あれもこれもしたくなってきませんか?
※この時点で全体的なご予算をおうかがいします。ご予算に合わせた無理のないプランニングで、ご提案させていただきます。
Step 1でおうかがいしました あなたのイメージをラフプランや概算の見積り等で具体化していきます。
敷地調査
建築予定地を調査させていただきます。敷地の計測・方角・隣地との状況・景色・傾斜等を見ます。現地を見て出来るだけ沢山の情報を得ます。
地盤調査
この時点で専門業者に依頼し、地盤調査をされることをお薦めしています。
建築予定地の地盤が弱い場合ですと、地盤改良等の工事が必要になり、高額な費用を出費することになります。このようなことは、プランニングをする前に解っているべき事ですが、請負契約が終わってから調査をして、追加料金が必要になる。等といった話もたまに耳にします。これではまた一から計画(予算組み)のやり直し・・という事になりかねません。
スウェーデン式サウンディング試験という調査方法があり、比較的安価に地盤の状態を調べる事が可能です。地盤調査は出来るだけ早めにするようにしましょう。
役所調査
ログハウスは地域によって建築不可の地域もあります。
例えば防火地域はログハウスに限らず、木造の建物は基本的に建築出来ません。
あなたのログハウス建築予定地ではログを建築する事が可能なのか?等の建築法規的な内容を役所等で前もって基本情報をお調べいたします。
プランニング
step1でお伺いした内容や敷地の状況にあわせ、プランニングいたします。間取りや外観を平面図と立面図等で素人の方にでも解り易いようにラフプランを作成いたします。
イメージの確認
完成したラフプランを叩き台として、イメージの確認&お打合せをさせていただきます。納得されるまで図面は何度でも変更いたしますが、ほとんどの場合、ラフプランの段階では5回位までで充分にイメージを具体化することができます。
仕様の確認
プラン以外に住宅設備(キッチンや浴室、トイレ等)の仕様や外壁に使われる塗料等の確認も致します。
概算見積り
プランの確認や仕様についての打合せをしながら、お見積りも同時に提出させていただきます。あなたのログハウスのイメージと価格とのバランスがとれているかの確認&調整が必要です。
そして、ご納得いただければ次の段階、本設計に進みます。
※この時点までは基本的に無料でご相談に応じさせていただいております。(注)地盤調査につきましては別途料金が必要です。
Step 2 のラフプランでの打合せ内容の決定事項を元に本設計に入ります。
本設計では、主に構造や法規的な事項や各納まり等についての詳細な部分を図面等で、さらに具体化していきます。
詳細打合せ
本設計で出来上がった図面で詳細な打合せをいたします。窓の位置やドアのサイズ、ログ壁の長さ、アーチカットのデザイン等についての確認&打合せをいたします。
図面完成
詳細打合せでの決定事項をさらに図面に落としていきます。又、仕様書に書き込みます。
図面の確認
詳細打合せにて変更等のあった部分を訂正した完成図面をご確認いただきます。
あなたのイメージどおりであれば、いよいよログウォール等、部材の発注です。但し、その前に確認申請等の申請が必要な場合は申請業務を済ませてからの発注となります。
※この本設計に入る時点で請負契約、又は設計契約をしていただくことになります。
Step 3 で決定した図面を元にログウォールや窓、その他構造材や仕上げ材等のログハウスの部材発注を致します。
部材発注
部材発注と同時に現地で部材のカットが始まります。輸入期間としては最長で部材発注から入港まで約3~4ヶ月程かかります。(フィンランドからの輸入の場合)北米からの輸入の場合は約3ヶ月で入港致します。
※輸入部材の中で一番時間のかかる品物は『窓』です。日本では考えられない事ですが、私達が輸入する窓は受注生産が基本です。お急ぎの方の場合でしたら、窓だけは日本で手配し、他の部材だけを輸入するという方法もございます。
部材発送~入港
無事に港に到着したら、関税手続き等をすませます。原則は建築地に近い主要な港に到着させます。
現地への陸送
部材を建築現場へ陸送いたします。又、建築地に部材を置くスペースが少ない場合等は必要な部材のみを搬送する事もあります。残りの部材は港の倉庫にて管理したり、又は建築地の近所で保管場所を確保したりします。
step 3までは紙上だけでの進行でしたがログ材が輸入され、実物を目の前にされて、いよいよ気持ちが高まってこられる頃だと思います。
※step 3 で請負契約ではなく、設計契約をされた方はこの部材発注の時点で請負契約をしていただくことになります。
さあ、いよいよ工事の着工です。
ここから先の工事はセルフビルド以外の方は私達にお任せください。私達アトリエ・山林舎が責任を持って施工させていただきます。
基礎工事
建築現場に部材が到着するまでに、前もって基礎工事を行います。
その前に通常は地鎮祭(これからの工事の安全、またそこに住む人達の末長い幸せと繁栄を祈願するため儀式)を行います。
ログ組み開始
step 4 の輸入部材が搬入されると同時に木工事を始めます。ログウォール組みは大変楽しい作業です。比較的素人の方でも参加しやすい工事ですので、セルフビルド以外の方にも是非参加していただきたいものです。無理には誘いませんが。
上棟
床組みからログ組み、上棟(屋根の構造材である垂木等を支える為の棟木が上げられた時点)までは殆どの場合、10日~14日位で出来上がります。
あとは屋根を葺いてしまえば、ログ壁を濡らすこともないので安心です。
通常この時点で上棟式(無事に棟が上がったことに感謝し、又今後の工事が無事に進み完成する事を祈願する儀式です。そして建主さんが工事関係者に気持ちよく仕事を進めてもらうためのねぎらいの意味も強い行事です)を行います。
内部造作&仕上げ
屋根が葺き終われば次は窓やドアを入れ、フローリングを張ったり、左官工事や設備工事に入ります。
※工事期間中は出来るだけ現場に足を運んでください。あなたのイメージがどんどんカタチになっていくのを見て『もっとこうしたい!』という想いが必ず出てくるはずです。そんな場合はどうぞ遠慮なくご相談ください。あなたのログハウスはさらに良くなっていきます。
内部造作、設備、塗装工事等を全ての工事を無事に終え、自分たちで手直し等の検査を行い、お直した上でお施主様にさらに点検をしていただきます。
問題が無く、合格サインをいただけましたら無事竣工でお引渡しとなります。
私たちのログハウスづくりは完成してお引渡しすればそれで終わりではありません。むしろそれがスタートと考えています。
メンテナンス
ログハウスは数年かけてセトリング(木の収縮による家全体の動き)します。それが原因で家が潰れるような事はありませんが、適度に手をかけてあげる必要があります。日頃から、オーナーさんに見ていただくのがベストですが、もちろん私達でメンテナンスもいたしますし、またご希望であればメンテナンス方法のご指導もさせていただきます。
ライフスタイルのご提案
私達はあなたのイメージするログハウスでのライフスタイルをよく知っているはずです。
Step 1 から Step 6 までの間、私達は一緒にログハウスづくりをしてきたのですから。
ということで、お引渡し後もあなたの興味がありそうな内容があれば情報や商品の提供等もさせていただきます
アトリエ・山林舎でログハウスの計画を進める場合の流れは以上です。
計画を進めたい方。また、ご質問等ありましたら、お問い合わせフォームからお問い合わせください。